蛮族700字文体シャッフル・リターンズ

700字文体シャッフル・リターンズ


優勝: SuamaX(的中 7)


テーマ: 転換


前回のアーカイブはこちら


文体シャッフルって?

みんなで匿名で文書いて、それを誰が書いたか当てる企画です!



参加資格

Discordサーバー「21, 22職員鯖」に参加している。

文がAI作ではない。

ルール

1人1作まで。

真面目にやること。短歌1本だけetcは蹴ったりはしませんがおれがキレます。それを文体とは言わん。

参加するんなら著作を残せ🤬参加した後ででもいいから残せ🤬🤬


投票方法

以下のテンプレートに従って予想をし、Musibu-wakaruMusibu-wakaruのDMに送ってください。

No.1:
No.2:
No.3:
No.4:


著者まとめ

1, Cocolate
2, makigeneko
3, Touyou Funky
4, Tutu-sh
5, r-suika
6, KABOOM1167
7, leaflet
8, Tobisiro
9, Fireflyer
10, MemoryLapse
11, King-Crab373
12, MikuKaneko
13, Matcha tiramisu
14, OwlCat
15, Ainari
16, Copperstatues
17, GW5
18, SealBaby-V
19, teruteru_5
20, Childream
21, four Borreto
22, KcammmLi
23, sakapon
24, ashimine
25, hallwayman
26, Sodyum
27, rokurouru

Cocolate×4 MemoryLapse SealBaby-V MikuKaneko×2 Ainari Tutu-sh Matcha tiramisu teruteru_5×3 Fireflyer

海がみえる。そして私は今から死ぬ。
心で渦巻く葛藤や何かがそれを決めたときなくなった。
最後に日の出でも見ていこうと思って腰掛けたベンチに、人が座ってくる。
こいつが最後に話す相手か、と思いながら話しかける。
「やぁ、いい天気ですね」
まだ日が出てないから天気なんてわからなかったか、と思った。
彼か彼女か分からないそれは、応える前に私の手を握った。なにをするんだと口を開くまえに、目が開いた。
視界が転換した、暗い景色は波に溶けた
空を追いかけた風は名残惜しそうな柘榴色を残した
陽を映して包む岩へ千々砕ける波は、一つ一つが滲む宝石のよう。
泡と溶けた雲の面影が、何もかも置いて走り抜ける
からっぽのような体から涙がこぼれた。
私には眩しすぎた。いのちがぶつかる火花も、いのちを燃やして生きる物も。
ずっと見ていたいと思った。
黒々と佇む船はきっと白昼夢。
そして海は、息の根を感じた。どこまでも澄きとおった。先なんてない気がした。
「これがあなたの見てるもの?」
「そう」
「生きてるから」
生きてるから、という言葉を飴玉のように転がした。
意味を飲み込んだ瞬間、手の感触が消えた。
ここは何もいない。
言葉は途切れた。
徐々にそれがおわっていった。
砂の城が溶けて黒い視界に呑まれた。
蝉の声が夏の静寂を切り裂いて戻ってきた。
何かが舞い上がった空はもう晴れていた。
田舎町の空気が圧縮されて押し出されて青に消えた。
目に慣れぬ制服の学生が笑いながら走っていく。
深呼吸が肺を刺した。
空っぽだった心は、冀望が満たしていた。
共鳴する陽が希望をかたちつくる。
ベンチの下に、透明なカゲロウの遺骸が落ちていた。
ありふれた今日が始まった。
夏の終わりのことだった。

優勝特典

KABOOM1167 does not match any existing user nameさんからの批評貰い放題!!!

特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License