蛮族700字文体シャッフル・アゲイン

蛮族700字文体シャッフル・アゲイン1


優勝: Kiygr & SuamaX(的中 9)


テーマ: 空


投稿期間: 3月27日 ~ 3月29日 23:59

予想期間: 3月30日 ~ 4月1日 23:59

解答発表: 4月2日


参加方法: 受付を終了しました。


文体シャッフルって?

みんなで匿名で文書いて、それを誰が書いたか当てる企画です!



参加資格

Discordサーバー「21, 22職員鯖」に参加している。

文がAI作ではない。

社会性がある作品である。

ルール

1人1作まで。

短歌1本はダメとは言わないけど晒しあげます。徹底的に晒しあげます。

著作があると当てやすいですが、無著作OK。ただ、いつか残しましょう。

画像を使用する場合は一律でEnho_Oshoがアップロードしますので、使用する画像をDiscordのDMにて送ってください。アップロードが完了次第URLを送り返します。締め切り直前に画像を送ってきた人は晒しあげます。(容量の関係で画像サイズは問答無用で小さくしますので悪しからず)

著者予想は鯖外からも広く受け付けています。





作者: Enho_OshoEnho_Osho
票数: Enho_Osho ×3, sakapon, Yukko ×3, four Boretto, Childream, rokurouru, Hoojiro_san, kihaku


目が覚めると目の前に、大きな空蝉がありました。
私より一回り小さな空蝉が、私に背を向け横たわっていました。

触れると崩れてしまいそうなその殻の背には、縦に裂けた大きな孔が開いています。
首を伸ばし孔を覗いてみますが、中は暗くて何も見えません。

ふと、暗闇の落ちる孔に手を差し込みました。
朝の冷えた空気に反して、誰かが脱ぎ去ったすぐ後のような温かさを感じました。

寝巻を脱ぎ捨て、四肢から順に孔の中へと入り込みました。
不思議と全身がすっぽりと収まりました。

全身が温かさに包まれます。
やがて身体の中へと温かさが染み渡りますが、しかし私の身体の芯にある洞だけは冷え切ったままでした。

洞が、ゆっくりと広がっていきます。
洞は私を侵食し、私はからっぽになりました。

中身を失った私の殻は背中が裂け、そして空蝉の一部となりました。
空蝉は私で、私は空蝉です。

空蝉は明日もまた、目覚める私の元へと現れることでしょう。


優勝特典

Enho_OshoEnho_OshoさんからAmazonギフトカード1000円分のプレゼント!2

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